日々、大量に誕生しては、大量に終了していくアプリやウェブサービスの世界ですが、ちょっとした制限を設けることで注目を集めるということがあったりします。
今となっては当たり前になったTwitterの140字という制限も、最初の頃はそんな制限をしたら面白くないという声もありました。けどその制限があったからこそ、Twitterはここまで世界中に普及することになったのは間違いありません。
そこで、この記事では、制限があるから面白いアプリやウェブサービスをいくつか紹介したいと思います。最近のものから、1〜2年くらい前に盛り上がっていたものを中心に取り上げました。
使い捨てカメラから着想を得て作られたアプリ。最大の特徴は、撮影した写真が翌朝の9時になるまで見られないという点にある。なので、映える写真を狙って何度も撮り直すという心配はなくなる。フィルム時代の写真はそもそもそういうものであった(目を瞑った写真も多かった)。こうした制限がZ世代を中心に広まりユーザーを獲得しているらしい。2022年に入り日本では聞く機会は減っているが今後に注目したい。
1日1回アプリから友人みんなに同時に通知がくる。通知があってから2分だけBeRealのアプリを開くことができ写真を撮れる。その写真を撮るとき、フロントカメラとインカメラの両方の写真を撮らないといけない。そうしないと、友人がなにをしているかを見ることができないというもの。まさにリアルにその瞬間お互いが何をしているかを公開し合うことで見れるSNSらしい。
パパラッチをイメージさせる名前の通り、自分の写真を投稿できないSNS。誰かの写真に写っている人をタグつけをすることで、タイムライが作られていく感じのものです。流行るのか?
こちらはイギリス・ロンドン発のマッチングアプリ!名前の通り、木曜日にしか使うことができません。多くのマッチングアプリでは過剰利用する人が多く、その解決策として制限をかけはじめたらしいです。実際に週末にデートする人を木曜日に集中して見つけるという非常に合理的なアプリなのかもしれません。この木曜にしか使えないということが話題を呼び、ユーザー数も伸びているようです。
岩手県野田村には手紙でしか予約ができない宿が存在します。野田村観光協会のサイトによると当民宿には電話はありません。お問合せ・ご予約は、手紙かはがきでお願いします。お手紙のやりとりとなりますので、日にちに余裕をみてお願いいたします。とのことが書かれております。これが根強い人気でコロナ後もお客が途切れないようです。